第四期生(2015年)三谷悠人

2015年8月25日(火)

今日は機械で研磨した後の部品をスポンジで磨く作業をした。
作業中周りの作業員の方達が話しかけてくれた。しかし私は全く中国語を勉強せずに上海に来てしまったので、応えることが出来ず、終始苦笑いをしていた。すると男の作業員の方が私に向かってジェスチャーをしてきた。どうやら「耳は聞こえるのか」と質問されているらしい。私の唯一のコミュニケーション方法の苦笑いもマスクに阻まれて無反応に見えてしまったらしい。
昼食の時間には若い女性作業員の方が箸やスープを用意してくれた。「謝謝」が言えてよかった。
休憩の時間にボーッとしていたら、その女性作業員の方が水を飲むように誘導してくれた。水筒を持っていなかった私にスープの容器を渡してくれ、飲み水が出るところまで連れて行ってくれた。私は間違えて熱湯を出し、「熱っ!」と反射的に発した。女性作業員の方は心配そうに話しかけてくれたが、また私は苦笑いしか出来なかった。
もっと中国語を勉強していれば、周りの作業員の方々の質問に応えることが出来たのにと後悔した。しかし、言葉が全く通じない中で働くというのは凄く貴重な体験だからいいかと考えるようにしようと思う。

评论